Kバレエ【カルミナ・ブラーナ】
日時:2019/9/5 19:00
座席:S席 ¥20,000-
面白そうだったのでちょっと贅沢してS席、2階の後列最前列真ん中だったかな?合唱かオケの関係者さんが近くに座ってました。眺めは悪くない、トイレにすぐ立てるし。でも前に何もないとそれはそれでちょっと心もとない感じになりますな。
正直個人的にはあんまりおもしろくなかったです。第九の方が好きだった。第九はかなり抽象的に感じて結構好きだったけど、今作は抽象的すぎもなく具体的すぎもなく、中途半端。そもそも詩を知らないというか公式を一読しただけのざっくり把握レベルで観に行っちゃったのがアカンかったな、、という感じ。女神の子の悪魔が人間界で好き勝手している様子に見えたけど、どーーーーも私には一部!一部が下品に見えて仕方なくて…。性的暴行にしか見えなかったんです…(直球)。あれ日本人じゃないか若しくは日本人でもかなりがっしりしたタイプなら大丈夫だったのかなー、キャスト的にその辺歩いてる女の子にしか見えない風貌なので、余計ウワァ…ってなっちゃったんですよね。。ただ、関野くん(おにゅー!)が良かったのは良い発見でした。線が細くて身長もなさそうだったので相手役は限られそうだけど、パキパキして且つ何とも言えない怪しい雰囲気が良かった。あとは祥子さんがね、すばらしかったね、ドドド美しかったです。お衣装とかお化粧とか見栄えがすっごい目を引く美しさで、私個人的には彼女のチュチュ姿あんまり好きじゃないんだけど(デカすぎる)、あの格好は素敵だった。でももう観るのもラストだったんだろうなーー。これからKどうなるんでしょう。矢内さんはその辺の女の子感が強くて私は好みじゃないので、これからKはな~迫力ある女性プリンシパルを外から入れてほしいですね。熊川の挑戦を私は買ってるので。好みはさておき。
スタッフ
構成・演出・振付:熊川哲也
音楽:カール・オルフ
衣裳・美術デザイン:ジャン=マルク・ピュイッソン
出演
アドルフ:関野海斗
女神フォルトゥーナ:中村祥子
太陽:高橋裕哉(4日)/宮尾俊太郎(5日)
ヴィーナス:矢内千夏
ダビデ:堀内將平
サタン:遅沢佑介
白鳥:成田紗弥
神父:伊坂文月(4日)/石橋奨也(5日)
ほかKバレエ カンパニー
指揮:アンドレア・バッティストーニ
ソリスト歌手:今井実希(ソプラノ)、藤木大地(カウンターテナー)、与那城敬(バリトン)
合唱:新国立劇場合唱団
児童合唱:NHK東京児童合唱団
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
以下公式サイトより
Synopsis of new “Carmina burana” 熊川版『カルミナ・ブラーナ』あらすじ
悪魔の子の名は、アドルフ。
アドルフは母である女神フォルトゥーナを失脚させ、
人間の世に紛れこむ。
彼が操る世界には、
あらゆる悪が蔓延する。
立ち向かう人間の姿は、
悪魔にも良心を芽生えさせるのだろうか。
運命を支配するのは、はたして悪魔なのか。
あるいは―――?
構成・演出・振付:熊川哲也